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iPhoneのバッテリー交換は大変、かかった費用や注意点【素直に正規店がおすすめ】

iphoneの バッテリー交換は大変 かかった費用や注意点
お悩み
iPhoneのバッテリー交換て自分でやるのはどうなの?
正規店と非正規店の違いや費用について知りたい!

こんにちは、Ushi(@OredokuUshi)です。

今回、「iPhone7」のバッテリー交換を自分でやるのか、お店にやってもらうのか悩んだ結果、結局自分で交換することに決めました。

自分で交換することにした経緯や注意点、実際にやってみた感想などを記すので参考になれば幸いです。

この記事を読めばコレがわかる!

  • 自分でバッテリー交換をしようか悩んでいる
  • 正規店、非正規店どっちがいいの?
  • 実際やってみたバッテリー交換の注意点

▼iPhoneSE(第2世代)を一括1円で購入した話

バッテリー交換の各メリット、デメリットまとめ

自分でやるか店に頼むか判断するポイントをまとめてしまいます。

正規店のメリット、デメリット

正規店のメリット、デメリット

  • 「AppleCare+(アップルケア)」の保証期間内なら無料
  • 安心・安全
  • 純正パーツを使用
  • 保証期間外なら料金が高く感じるかも
  • 持ち込みの場合は30分-数時間ほど(店の混雑状況によって変化)
  • リペアセンター配送の場合5~7営業日

非正規店のメリット、デメリット

非正規店のメリット、デメリット

  • 少し安い(キャンペーンなどでさらに安くなる)
  • 早いと作業時間は30分から1時間ほど(混んでることも少ないと思うので)
  • 作業する人によっては失敗することもある(ほとんどないと思うが...)
  • メーカー保証から外れる可能性がある

自分でやるメリット・デメリット

自分でやるメリット・デメリット

  • 失敗する可能性が大きい
  • 初回は工具を揃える必要がある(キットもある)
  • バッテリー交換スキルが身につく
  • 2回目以降は安く抑えることができる
  • 作業時間は30分程度(慣れれば)
  • 素人手つきなのでメーカー保証から外れます笑
  • 結構大変なので正直おすすめはしない笑

バッテリー交換したいタイミングはいつも保証期間外

まず、自分で修理するかどうかの判断のひとつとして、「AppleCare+」の保証期限をご確認ください。

保証対象の場合は、お近くAppleストアへお持ちいただくか、ビックカメラなどの家電量販店に入っているApple製品の修理店舗(正規サービスプロバイダ)にご相談ください。

その際は、料金は無料(0円)でバッテリー交換が可能です。詳しくはこちらをご確認ください。

しかし、バッテリー交換がしたくなるタイミングって2年ぐらい経過していて「AppleCare+」が保証対象外になっていると思います。

「AppleCare+」が保証対象外ですと、正規店でかかる費用は、新しめの機種で8,140円、古めの機種で5,940円かかってきてしまいます。

今回、私がバッテリー交換したい機種は「iPhone7」なので、サブ機に約6000円の価格はちょっと渋りました笑

格安非正規店のうまい話

非正規店を探したところ格安のところがありました。

なんとお値段1,980円!!

安い!自分でやると失敗するリスクがあるのでこれなら気軽にできると思い入店しました。

話を聞いてみると「特別キャンペーン」に加入の必要がありました。

内容は、動画コンテンツのサブスクとか登録して、その広告収入で安くなるというものでした。(携帯の契約時に登録するよくあるオプションみたいな感じで、無料期間だけ使って必要なくなったらやめてくださいねってやつ)

街角の広告看板の下の方に小さく、「特別キャンペーン」に加入していただく必要がありますってちゃんと書いてありましたよ。

そんなうまい話あるわけないですよね笑

薄利多売の資本主義を信じすぎていましたorz

こういう登録系て契約するのもめんどくさいし、解約するのを忘れたり、解約が何重にもなっていたりとトラップも多いので今回は辞退させていただきました。

ただ、登録すればお得なのでどうしても安くしたいって方にはオススメですね。

バッテリー交換費用の比較

2022年2月現在の「iPhone7」の価格表になります。(個人調べ)

iPhone8やiPhoneSE(第2世代)についても同等の価格になると思います。

正規店5,940円
非正規店4,000-8,000円
携帯キャリアdocomo 5,940円
au 7,480円
ソフトバンク 5,940円
自分で交換2,000円前後(バッテリー代のみ)

こう比較すると、自分で交換するのが圧倒的に安いですね。

自分で交換するリスクや手間を考えると、素直に正規店に頼んでもいいかなと思います。

バッテリー交換を実際にやってみた

購入したもの

今回はAmazonさんで人気があったこちらの商品(DIGIFORCE)を購入してみました。

純正のバッテリー容量は1960mAhなので、こちらのバッテリーは2200mAhと少し容量が大きいみたいです。

とはいっても品質にはそれほど期待していないので誤差でしょう笑

他の商品には2900mAhの商品もあって少し悩みましたが、どうせサブ機なので安い方にしました。

実際に届いたパッケージはこんな感じです。

iPhoneバッテリー交換作業1

iPhoneバッテリー交換作業2

開けてみると、綺麗に工具が入ってました。

これで2000円前後の価格はとてもコスパがいいと思います。

iPhoneバッテリー交換作業3

説明書には手順が細かく書いてあるので迷うことはなかったです。

また、ネジの管理シートも同封してあったので、ネジを締める順番も説明書と照らし合わせることができて良かったです。

iPhoneバッテリー交換作業4

準備

バッテリー残量を減らしておきましょう。(公式的には30%以下)

もし故障や不具合が起きたときのために、バックアップをしておくと安心です。

そしてiPhone本体の電源を切りましょう。

今回は、こちらの動画も参考にしました。とてもわかりやすかったです。

注意点

今回、作業の中で苦労した点が2点あります。

それは、"前面のディスプレイを外す"ときと"バッテリーを外す"ときです。

この2つは無理に力技でやろうとすると、故障の原因となります。

あとは、前面の液晶を開けた後に、ディスプレイ側を開きすぎないことです。

ここを開きすぎてしまうとディスプレイと基盤を繋げているコードが伸びたり、折れたりしてディスプレイがつかなくなる可能性があるそうです。

今回は輪ゴムとペットボトルで固定しました。

作業内容

手順通りに進めていき、最初の難関の"前面のディスプレイ"を開けるところまで進みます。

iPhoneバッテリー交換作業5

ここがとにかく開きませんでした。

参考動画では、「iPhoneの周りに防水テープが貼られているので、ドライヤーで温めて粘着力を落としてから作業をする」とありました。

ドライヤーで温めてもびくともしませんでした。

そしてこうなってしまいました。

iPhoneバッテリー交換作業6

引っ張る部分が取れてしまいました。こうなると作業は進められません。

私のiPhone修理はここで終了となりました。

第1部完
Ushi

ということで、専用の別の工具をポチりました。(現在、在庫切れですが、似たような商品がいくつかあるのでそちらを購入すれば大丈夫かと思います。)

iPhoneバッテリー交換作業7

リベンジです。

iPhoneバッテリー交換作業8

専用工具だけあって、吸盤がしっかりとつき今度は壊れることはなさそうです。

ただ、全く前面の液晶が取れません。

結構力はかけているのですが、吸盤を支える角度が変わってしまったりとうまく力を伝えるのに少しコツが必要でした。

少しの隙間にプラスチックのツメをぐいぐいと押し込んでくいこませます。

iPhoneバッテリー交換作業9

なんとかこじ開けることに成功。

ここでディスプレイを開きすぎないように注意すること。

私は、達成感のあまりか1回大きく開いてしまいました笑

iPhoneバッテリー交換作業10

そして、また手順書を見ながら進めていき、次はバッテリーを外します。

この古いバッテリーを外すのに私は2時間ぐらいかかりました。

動画では、伸縮性のある両面テープを簡単にシューと取れていますが、あんなにうまくいきませんでした。

引っ張って伸ばすと、ブチっとすぐに切れてしまいました。

はい、完全に両面テープが下に隠れてしまいました。

ここからは力作業で無理やりバッテリーの下にマイナスドライバーをねじ込んで、てこの原理でゆっくりとバッテリーとカバーの間に隙間を作り、粘着テープをこそぎ取るようにしました。

iPhoneバッテリー交換作業11

バッテリーの裏面はこうなってしまいました。

ドライバーがバッテリーにあたり表面のカバーが剥げています。

画像ではわかりにくいですが、バッテリーは割と柔らかくて力をかけたところが曲がっています。

iPhoneバッテリー交換作業12

バッテリーを傷つけると発火のリスクがありますので十分にご注意ください。

またガスが漏れ出す可能性もあるので、異臭がするなど、なんかおかしいなと思ったら作業をすぐに中断してください。

古いバッテリーが取れたら、新しいバッテリーを取り付けます。

iPhoneバッテリー交換作業13

ずれないように慎重に取り付けます。

iPhoneバッテリー交換作業14

手順書を読み、先ほどと逆の順番でネジを取り付けていきます。

iPhoneバッテリー交換作業15

無事に電源がついて、作業終了です。

ほっとしました。

iPhoneバッテリー交換作業16

リンゴマークがまぶしいぜ
Ushi

最終的にかかった費用

DIGIFORCEのバッテリー2,280円
液晶画面の吸盤の工具998円
人件費0円(4時間)
合計約3,300円

これで工具も手に入ったので、2回目以降は1回2000円程度でバッテリー交換が可能となりました。

ただし、慣れるまでにあと2回ぐらいは必要な手応えです笑

まとめ

自分でバッテリー交換はうまくやると簡単で安く済みます。

しかし、失敗のリスクが大きいため個人的にはオススメしません笑

両面テープが切れてしまうとめちゃくちゃ大変です。

バッテリーを曲げすぎると発火する恐れがあるらしく、作業する際は本当に神経使いました。

買い替えを検討するか、素直にアップルストア、または正規の修理店にお願いしたほうがいいです。

最後に、自分で作業をする場合は、壊れてもいい覚悟を持ってやりましょう笑

ではまた。

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