ライフスタイル

意外と知らない断捨離の本当の意味と効果とは?効率的に行うためのポイントも解説

デスク

こんにちは、Soutaです。

みなさんは「断捨離」をしたことはありますか?

数年前、流行語に選ばれたこともあり断捨離を知らない方は少ないと思います。

でもいざ断捨離しようとすると、捨てる決断ができなかったり、中々作業が捗らなかったり、

意外と断捨離が苦戦してしまうことも多いですよね。

今回はあらためて断捨離についてのおさらいと、断捨離を効率的に行うためのポイントを解説します。

この記事を読めばコレがわかる!

  • 断捨離の本当の意味や効果について
  • 断捨離を行う際に気を付けるべきポイント

それでは参りましょう!

断捨離の本当の意味

石

まずは、断捨離とはどういうものなのか?また断捨離よりも後に流行った言葉である「ミニマリスト」の違いについても解説します。

そもそも断捨離とは?

元々、「断捨離」とはヨガ(ヨーガ)の思想の1つです。

  • 行・・・入ってくる不要なものを断つこと
  • 行・・・すでにある不要なものを捨てること
  • 行・・・物への執着から離れること

というそれぞれの頭文字を取り、「断捨離」という言葉が使用されるようになりました。

また、日本で「断捨離」という言葉が流行りだしたのは2010年くらいかと思います。

2010年に「断捨離」が流行語にノミネートされたことで、認知が一気に広がりましたよね。

当初は主に「物」に対して「断捨離」という言葉が使用されていましたが、最近では「物」という枠を飛び越えてきています。

「人間関係」や「時間」「思考」に対しても断捨離という言葉が使用されるようになり、また書籍も多く見かけるようになりました。

本記事についてはわかりやすく「物」の断捨離についてのみお話ししますが、

先ほど書いたように「人間関係」や「時間」などにも応用が効くものなのでぜひ試してみてください。

断捨離とミニマリストの違い

断捨離と近い意味で使われる「ミニマリスト」ですが、こちらも2015年の流行語にノミネートされるほど注目された言葉です。

もともと「ミニマリスト」とは、「必要最小限の物だけ持って暮らす人」の事を指しています。

想像がつく方も多いと思いますが、「最小限」の英訳「minimal」から生まれた造語ですね。

一方、「断捨離」は先ほど説明した通り「不要な物を捨て、断つこと」を指すのでミニマリストとは別の意味を持っています。

ただし「断捨離」を続けた結果、「ミニマリスト」になることは考えられるので、まったくの無関係なものとは言えないでしょう。

意外と知られていない断捨離の本当の効果

草花

続いて断捨離を行うことで得られる効果について解説します。

断捨離を行うことで得られる効果

  • 探し物をする時間が減る
  • 自分の価値観を見つめなおせる
  • 頭が整理され思考がシンプルになる

順番に解説します。

探し物をする時間が減る

ビジネス書によっては「通常のビジネスマンが探し物に費やす時間は年間で150時間」と書かれている書籍もありました。

私の体感として「さすがに年間150時間は大げさじゃないの?」と率直に感じましたが、

部屋の物が散らかっていてどこに何があるのかわからない状況であれば、これに近い数字であってもおかしくはないと思いました。

ちなみに1日10分を探し物に費やすと年間で60時間を使うこととなります。みなさんは何時間くらいを探し物に使っているでしょうか?

仮に年間60時間を探し物に使っていた場合は、断捨離をすることで単純計算年間60時間分の時間が浮くことになります。

ちなみに30歳の方が今から断捨離を始めて80歳まで生きる場合、60時間 × 50年 = 3000時間(=125日)を生むことができます。

もちろん単純計算なので、断捨離をする時間なども加味する必要がありますが、それにしても大きな効果と呼べるでしょう。

ポイント

部屋が散らかっている人ほど、断捨離をしたときに時間の節約になります!

自分の価値観を見つめなおせる

断捨離を行うときに、おそらくすべての人が考えることがあります。

「本当にもう使わないだろうか?捨てて良いだろうか?」ということです。

実はこの思考がとても大切なことなのです。

物が溢れかえった現代なのでついつい不必要なものまで買ってしまったり、もしくは誰かからもらうこともあるでしょう。

断捨離は今までの自分のその行動、これからの行動にメスを入れることになります。

「本当に自分が欲しい物、大切にしていきたい物」に気づくきっかけを与えてくれるのが「断捨離」なのです。

とにかく物が不足していた昔であれば「とりあえず持っておこう」という考え方が一般的だったかもしれません。

しかしあらゆる物が手軽に購入できる今では「手に入らない」ことの方が稀なのです。

断捨離をすることは、現代においてのスタンダードな考え方・生き方とも言えるでしょう。

ポイント

断捨離は大切にしたい物に気づくきっかけとなります

頭が整理され思考がシンプルになる

「部屋は心の状態を表している」とは良く言ったものです。

そういった心理学的な実験が行われているかは定かではありません。

ですが体感として部屋が片付いている時は頭の中がスッキリとしていて、やる気が湧いてくる感覚があります。

ですから部屋が片付いている時と、そうでない時では明らかに仕事の効率が変わってくるんですね。

断捨離をすると必然的に部屋が片付いていきますので、当然その効果を実感しやすくなるのです。

個人差があることですが、多くの人が効果を実感していることですのでまだ体感したことがなければぜひ一度試してみてくださいね。

ポイント

部屋が片付くことで仕事の効率が良くなります!

断捨離を行う際のポイント

服

断捨離の効果がわかったところで、続いて断捨離を行う上でのポイントを解説します。

断捨離を行う上でのポイント

  • 絶対に必要な物か、それ以外な物か分ける
  • 捨てるか迷ったものは時間をおいてもう一度考える
  • できるところから少しずつ断捨離する

順番に解説します。

絶対に必要な物か、それ以外な物か分ける

断捨離を効率よく行う上でまずやっていただきたいことはコチラです。

「絶対に必要な物」と、「それ以外の物」で分けることです。

当然ながら断捨離の対象となるのは「それ以外の物」になるので、ある程度目安を付けたうえで断捨離を行えるので効率的ですよ。

「それ以外の物」が絞れたら、続いて考えていただきたい事はコチラの2つです。

  • 最後に使用してからどれくらい時間が経っているか?
  • 捨てようとしている物は高価なものか?

こちらも順に解説します。

最後に使用してからどれくらい時間が経っているか?

ここで私の断捨離をする基準を明らかにしておきます。

私は「最後に使ってから半年以上経過した物」かつ「これから使う予定がすぐ思いつかない物」は捨てるようにしています。

断捨離できない人の思考は「いつか使うかもしれないから…」というものが主ですが、残念ながらその理屈だと何も捨てられません。

ですから上記のように自分の中で基準を作って、「それに満たないものは捨てる」とある程度機械的に行った方が楽です。

ポイント

自分なりの基準を作って捨てる物を機械的に決めてみよう

とはいえ私たちは機械ではないので、捨てるか迷ってしまう時があります。

そのときに参考としていただきたいことを次に記載します。

捨てようとしている物は高価なものか?

今捨てようか迷っているものはどれくらいの価値があるものでしょうか?

もしさほど高価ではなく、いつでも購入できる物なら思い切って捨てて問題ないでしょう。

「最悪必要になったらもう1回買えば良い」と気持ちを切り替える癖がつけば断捨離が捗りますよ。

捨てるか迷ったものは時間をおいてもう一度考える

上記では「どうやって捨てるか?」を記載してきましたが、どうしても今すぐに決められない時もあるかもしれません。

そういう時は、「保留」として一度時間をおいてからもう一度考えてみましょう。

結局のところ「捨てる or 捨てない」を決めるのは気持ちの問題ですから、時には決められないこともあるのです。

「今回決められなかった物は1週間後にもう一度考える」として「保留ボックス」を用意しても良いかもしれません。

これは次に記載しますが1日ですべてを終わらせる必要はありません。少しずつやっていけば良いのです。

できるところから少しずつ断捨離する

先ほど書いたように断捨離は気持ちの問題ですから、その人の性格や物の量によっては1日では終わりません。

ですがそれが普通なのです。私たち人間は「現状からの変化」を嫌うよう本能的にプログラムされています。

断捨離も当然「現状からの変化」ですから、基本的に自分の本能に逆らっている行動なのです。

「捨てたくない物を捨てる」という行為を楽と考える方が不自然なのです。

「できることころから少しずつ」で良いと書いたのはそれが理由です。

ポイント

1日で終わらせようとせず無理せず少しずつ取り組みましょう!

どうしても断捨離ができない方へ

本記事では断捨離のメリットや効果・方法論などを解説してきました。

しかしそれでも気持ちの整理がつかず、断捨離ができない方もいるかもしれませんね。

そういう方にぜひわかっていただきたいことは、「無理をしてまでやる必要はない」ということです。

断捨離にまつわる成功本が数多く出版されていますが、「断捨離をしないと人生がうまくいかない」ということはありませんので安心してください。

あくまでもそういう生き方もあると認識して「自分にはその生き方は合わないな」と割り切れば良いのです。

断捨離ができないからといって悩む必要はありません。

まとめ

いかがでしたか?断捨離の効果については明確に言葉に出来ていなかった方も多いのではないでしょうか?

最後にもう一度断捨離の効果と、断捨離を行う際のポイントをまとめましたのでご覧ください

断捨離の本当の効果

  • 探し物をする時間が減る
  • 自分の価値観を見つめなおせる
  • 頭が整理され思考がシンプルになる

断捨離を行う際のポイント

  • 絶対に必要な物か、それ以外な物か分ける
  • 捨てるか迷ったものは時間をおいてもう一度考える
  • できるところから少しずつ断捨離する

この記事を読んだ方が少しでも断捨離についての理解が深まり快適な生活が送れるようになったら嬉しいです。

今回は以上です、それでは!

-ライフスタイル

© 2021 Oredoku Blog