こんにちは、Soutaです。
つい最近まで、私自身(独身者)の「生きる意味」を考えていました。
結婚をした人には当然パートナーがいて、場合によっては子どもがいます。
既婚者は「パートナーや子どもを守りたい」や「愛する人と人生を共にしたい」という確かな目的があると思うんです。
では私含めて、独身者はどうでしょうか?
私には「守るべき人」も「愛する人」もいません。その時にふと思いました。「独身者が生きる意味とは何だろうか?」と。
今の私には生きがいと言える趣味はないし、たとえば仕事を通じて誰かを豊かにしている実感もありません。
仕事について少し深掘りすると、「自分が死んだとしても、誰かが代わりをやってくれる」とするならば、
現在そこに自分が存在できる理由は「リソースが必要だから」であって、本質的には「私が必要だから」ではないのだと思いました。
私たちの生活は一般的に「仕事」「家庭」「睡眠・その他」の時間で構成されています。
この中で誰からも必要とされていなく、生きがいもないならば、この先の何十年間も自分が生きる意味とは何なのでしょうか?
そんなことを考えて話しているうちに、「Mr.Children」さんの1つの曲にたどり着き、私たちなりに生きる意味を考えてみました。
こんな人にオススメ
- 独身者の生きる意味を知りたい方
それでは参りましょう!
Contents
生きる意味を考えた末にたどり着いた1曲
「Mr.Children」さんの「any」です。
気になる歌詞はコチラです。
上辺ばかりを撫で回されて 急にすべてに嫌気がさした僕は
僕の中に潜んだ暗闇を 無理やりほじくり出して もがいてたようだ
真実からは嘘を 嘘からは真実を 夢中で探してきたけど
今 僕のいる場所が 探してたのと違っても 間違いじゃない きっと答えは一つじゃない
何度も手を加えた 汚れた自画像にほら また12色の心で 好きな背景を描きたして行く
いろんなことを犠牲にして巻き添いにして 悦に浸って走った自分を時代のせいにしたんだ
「もっといいことはないか?」って言いながら 卓上の空論を振り回してばっか
そして僕は知ってしまった 小手先でやりくりしたって 何一つ変えられはしない
今 僕のいる場所が 望んだものと違っても 悪くはない きっと答えは一つじゃない
「愛してる」と君が言う 口先だけだとしても たまらなく嬉しくなるから それもまた僕にとって真実
交差点 信号機 排気ガスの匂い クラクション 壁の落書き 破られたポスター
今 僕のいる場所が 探してたのと違っても 間違いじゃない いつも答えは一つじゃない
何度も手を加えた 汚れた自画像にほら また12色の心で 好きな背景を描きたして行く
また描きたして行く そのすべて真実
anyの歌詞から導き出した「生きる意味」とは?
次に、「any」の歌詞から導き出した「生きる意味」を解説します。
先に自分が出した答えを書くと、
「どういう感情を抱いても良い。自分を否定せず思ったことをありのままに表現すること」が生きる意味なのだと思いました。
その答えに行き着くまでの、「any」の考察と私の実体験を重ね合わせて解説します。
上辺ばかりを撫で回されて 急にすべてに嫌気がさした
あらゆる物事に全力を出さずにやってきたことに嫌気がさしていました。
たとえば仕事。もっと全力で取り組めるはずなのに、自分はいつも80%くらいのところでブレーキを踏んでしまいます。
「そこまでしなくても良いだろう」と熱く取り組めていない自分がいます。
周りの人を見ると、仕事を通じて必死で夢を追いかけている人も、反対にすべてを諦めたように過ごす人もいます。
自分がどちら側でいたいのか?と思うと、やはり「必死に夢を追いかけている人」でありたいと思います。
これをわかっていてもなお、何事にも全力になれない自分に嫌気がさしたのです。
ポイント
理想の自分と今の自分の差に落ち込んでいました
僕の中に潜んだ暗闇を 無理やりほじくり出してもがいてたようだ
よく考えてみると、さきほど書いた悩みは「考えなくても良いこと」なのでしょう。
周りにいうと「気にしすぎ」とか「理屈っぽくて嫌」と言われますからね。
そもそも何かに全力になって頑張る人なんて世の中にどれくらいいるのでしょうか?
私の周りにはあまりいません。きっとそんな志で生きている人なんてそんないないのかもしれません。
でも「自分はあの人とは違う」「ああいう大人にはなりたくない」という想いばかりが先行して、
自分で自分を苦しめていることに気づきました。
ポイント
誰かに言われたわけでもないのに自分で自分を苦しめていました
真実からは嘘を 嘘からは真実を夢中で探したきたけど
きっと自分は、何か「うまい話」があるんじゃないかと信じたかったのだと思います。
「こうすれば、人生はうまくいきます。」
「こうすれば、幸せになれます。」
そんな甘い話なんて存在しないと口では言っておきながら、でも「もしかしたら…」と期待をしていたのでしょう。
その甘えが「これくらいの努力で良いや」に繋がったことで、全力を出し切れない自分がいたのだと思いました。
ポイント
人生に「うまい話はない」と本当の意味で理解をしていませんでした
今僕のいる場所が探してたのと違っても 間違いじゃないきっと答えは一つじゃない
そんな今までの自分を否定せずに、受け入れるところからがスタートなのかもしれません。
自分を否定するということは、「正解主義」や「理想」に囚われすぎた状態なんだと思います。
「かくあるべし」が強すぎると、自分も他人も受け入れることが出来なくなっていきます。
生きるうえでの「正解」はなくて、どんな「答え」を出しても良いのです。
自分を受け入れたうえで、仕事に対して全力になれない自分を責めても良いし、許しても良いのです。
学校ではないので、むしろ自分が出した答えが正解かどうかを確かめる行為は不毛なのでしょう。
ポイント
どんな生き方にも正解は存在しないのだから、今の自分をまず受け入れようと思いました
何度も手を加えた汚れた自画像にほら また12色の心で好きな背景を書き足していく
今の自分を受け入れたあとは、もう一度素の自分と向き合って、行動をしていくことが大切なのでしょう。
これからもさまざまな気持ちを感じるのでしょうが、消さずにありのまま表現していくことが大切なんですね。
仕事を全力で打ち込めない自分も、それに対して抱いた負の感情もすべて自分が出した答えです。
そこに不正解はありません。「any」というタイトルの通り、選択肢も答えも無数にあります。
その1つ1つの答えの中で感じるさまざまな気持ちのすべてが、自分が生きていく意味なのだと思いました。
ポイント
生きていく中で感じる気持ちのすべてが自分の生きる意味
独身者の生きる意味を最後にもう一度まとめます
少し長くなったので話をまとめます。
私は「誰かから本質的に必要とされていない人生ならば、生きていく意味はない」と思い込んでいました。
その思い込みによって自分で自分を追い込んでいたのですが、そもそもそれは自分が出した1つの答えにしかすぎません。
自分が出した答えも間違いではないのですが、同時に「それ以外の答え」もまた間違いではないということに気づきました。
「それ以外の答え」とは、たとえば「生きていく理由に、他人の評価は関係がない」という考え方です。
もしくは「生きていく意味はまだわからない。だからそれを探すために生きる」という考え方もあるでしょう。
答えは無数に存在していて、そのときに感じたことを素直に表現していくことが生きていく意味なのだと「any」を聞いて私は考えました。
おわりに
今回は独身者が生きる意味について考えてみました。
すこし重たいテーマになってしまったので気分転換がてらに散歩をしてみました。
不思議なことに散歩が終わるころには、鬱鬱とした気持ちは晴れていました。
「よくよく考えたら生きる意味を考えるなんてどうした?中二病か?」と思わず自分自身にツッコミを入れていました。
そういえば最近雨が多いですよね。それで気分転換の散歩ができていなかったことに気づきました。
このようにちょっとした自分の行動で意外と気分が晴れることもあるかもしれませんね。
この記事を読んでくれた方が、少しでも前を向くことができたならとても嬉しいです。
今回は以上です、それでは!