こんにちは、Soutaです。
当ブログのテーマである「独身」ですが、独身の方であれば一度は自分は孤独な人間だと感じたことがあるかもしれません。
既婚者に比べれば独身の方は一人の時間が圧倒的に多いですし、
ましてや最近はテレワークが増えてきたことで孤独を強く感じる方も少なくないでしょう。
しかし必ずしも「孤独」という状況が悪いとは限りません。
一定の条件下はむしろ孤独の方が良いと示唆されていることもあります。
今回は孤独がもたらす力や、孤独な人が持つ力について解説します。
この記事を読めばコレがわかる!
- 孤独には2種類あり自分がどちらに属しているかがわかる
- 孤独の人が持っている力と孤独のメリット
それでは参りましょう!
Contents
孤独にも種類がある!あなたはどちらの孤独?
冒頭述べた通り、「特定の条件」では孤独が有利に働くことがあります。
自分を孤独だと思っている人は、まずどちらの孤独に属するかを整理してみましょう。
「特定の条件」と言いましたが非常に単純な話で、「孤独であることに対して抵抗を感じているか、否か?」という点です。孤独をネガティブに感じているか?とも言い換えられます。
結論から言えば「孤独に抵抗を感じない人」については、「孤独な人だからこそ発揮できる力」があるとされています。
念のため、それぞれの孤独の種類にはどういう人が該当するかを見ていきましょう。
孤独に抵抗を感じる人
本当は寂しくて誰かと一緒にいたいと思っているけど、結果的に孤独になってしまっている人などはここに属します。
孤独に抵抗を感じている人は物事に対する意欲が低下するとも言われています。早急に解決を試みたほうが良いでしょう。
なお、過去に「独身者が生きる意味」について考察したことがあります。
孤独に抵抗を感じる人にも当てはまることが書いてあるので、もし興味がある方はこちらをご覧ください。
-
40代独身の生きる意味とは?考えた結果たどり着いた1曲
続きを見る
また、孤独の解決方法についての記事を今後書く予定ですので、興味がある方はぜひお楽しみに。
孤独に抵抗を感じていない人
私もここに属する人間です。孤独に抵抗を感じていない人は具体的に下記のような方が多いのではないでしょうか?
- 友人との馴れ合いやつるみが苦手で一人を選んできた人
- 人間関係を整理したくて自ら友人との連絡を絶ってきた人
- 寂しいという感情も友達が欲しいという感情もなく気が付けば一人になっていた人
どういう背景があっても孤独であることに抵抗を感じていなければ、
次にお話しする「孤独な人が発揮できる力」を持っていると言えます!
孤独な人が持つ力とメリット
ここからは先ほど書いた「自らの選択によって孤独になった人」が持っている力について解説します。
これはそのまま「孤独がもたらすメリット」と解釈できます。
孤独な人が持つ力
- 作業の生産性や創造力が高まる
- 人の本質を見抜く力が高い
- 良質な人間関係を築きやすい
順番に解説します。
作業の生産性や創造力が高まる
一人でいる時の方が、創造力が高まると言われています。
イメージしやすいと思いますが複数人で過ごす場合だと、他人の話を聞いたり場の空気を考えたりと集中ができないですよね。
そして上記と同様の理由から作業の生産性も上がる効果が見込めるのです。
しかし生産性が向上する理由についてはもう1つあります。
それは集団で「共同作業」を行うと、個人の作業効率が低下するという心理効果が働くという観点からです。
有名な話で、「綱引き」をする時一緒に綱を引く人数が増えるほど、個々人の「綱を引く力」が減少したという実験があります。
個人作業だと上記の現象が発生しないため、集団作業と比較して相対的に生産性の向上が期待できます。
こちらの心理に興味がある方は「リンゲルマン効果」もしくは「社会的手抜き」などで調べてみてください。
ポイント
集団より個人の方が作業効率が上がることがわかっています
人の本質を見抜く力が高い
孤独な人は一人の時間が多くなるため、他人を観察する時間が増えます。
この他人を観察する時間が「客観性」を身に付けていくので、自然と他人の気持ちを理解しやすくなります。
「集団からはみ出した自分」が結果的に「物事を俯瞰して見る力」を養ってくれるという事ですね。
また、これは「卵が先か、鶏が先か」の話になるのですが、
他人の気持ちを理解しやすくなると、自分の性格と「合う・合わない」や「良い人・悪い人」が正しく判断できるようになるため、
何も考えずに行動し友達を増やしていく人と比べて自然と友達の数は減っていくはずです。
その結果「自分の周囲に友達がいない」という状況ができあがることもあって、結果的に孤立する人もいます。
つまり物事を客観的に見れる人だからこそ、そして人の本質を見抜く力があるからこそ、孤独な状態を引き起こしたと考えることができるのです。
ポイント
孤独な人は物事を俯瞰して見る力や本質を見抜く力が高いです
良質な人間関係を築きやすい
先ほど書いた通り、孤独な人は人間関係を慎重に選ぶ人が多いです。
社会人になると痛感しますが、友達と呼べる人数が多くても1年通して会わなかったり連絡を取らないのでは意味がありません。
つまり人間関係において大切なのは数ではなく質であるということです。
その面から見てもやはり孤独な人は有利と言えます。なぜなら孤独な人はそもそも必要な人間関係のみ築くからです。
孤独な人は自然と人間関係が精査されている状態なので、自分の周りには気の合う人が残りやすいです。
そのため、孤独な人は長期的に深い人間関係を築くことができる力を持っていると言えます。
ポイント
孤独な人は友人の数は少ないですが、長く深い人間関係になる可能性が高いです
人間は一人では生きていけない
今まで孤独な人が持つ力とそのメリットについて触れてきました。
しかし、孤独のメリットや力を把握しても人間である以上一人では生きていけません。
少人数でも良いから自分と気が合う人を見つけていきましょう。
今の時代は、ネットでの出会いも当たり前になってきています。
オンラインのコミュニティや自分の趣味に対するオフ会などでも良いでしょう。
そして孤独を恐れて無理に人間関係を広げる必要はありません。
自分の気の合う人と出会うまで気楽に過ごせば良いと思います。
ここまで読んでいただいた方にはおわかりだと思いますが、人間関係で大切なのは「数」ではなく「質・深さ」です。
もっとも新型コロナウイルスが蔓延している現在は人と会うことは難しく、交友関係を広げ辛いのが現状です。
しかしこれから先も人生は続いていくので、孤独を感じている人は長期的に人間関係を広げる戦略を今のうちに取ると良いでしょう。
まとめ
今回は、孤独な人が持つ力やメリットについて解説しました。
最後にもう一度振り返りましょう。
孤独な人が持つ力
- 作業の生産性や創造力が高まる
- 人の本質を見抜く力が高い
- 良質な人間関係を築きやすい
孤独であることは見方を変えれば力になるということがおわかりいただけたと思います。
この記事を読んだ方が少しでも孤独に対するネガティブなイメージが変わったのであれば嬉しいです。
今回は以上です、それでは!